2023−2024MLB 大谷翔平選手観戦体験記@エンゼルスタジアム【10】JAL系LCCのZIPAIR Tokyo 成田→ロサンゼルスに搭乗してみました　

2023ー2024MLB観戦体験記【10】　話題のJAL系LCCのZIPAIR Tokyoに乗ってみました。価格やサービス内容について体験記をお伝えします。

こんにちは、Dama子です❗️

大手旅行会社出身で今は寝たきりママンを介護しながらときどき旅しています✈️

2023年と2024年シーズンのエンゼルスタジアムでのMLB観戦とアナハイムディズニーに行った経験から、話題のJAL系LCCであるZIPAIR Tokyoに搭乗した感想について書いていきます。

大谷選手がプレーするMLBの試合を現地で観戦してみたい！日本人メジャーリーガーの活躍をこの目で観てみたい！そう思っていても、いざ計画するとなるとツアーは高い、かと言って自分で手配するのは大変そう。。。と、あきらめてしまっていませんか？

そんなあなたに向けて、実際に2023年と2024年シーズンにエンゼルスタジアムでのMLBを観戦しに日本から個人手配で旅行した体験をもとに、手配に関する情報やポイントをシリーズでお届けしたいと思います！ついでにアナハイムディズニーとハワイにも寄ったのでその辺の情報も併せてご紹介します！

当記事は個人の主観や経験に基づいて記録しておりますが、その成果や過程を保障するものではありません。また、手段や価格等は随時改定されるものですので記事に書かれているものが全てではありません。

ZIPAIR Tokyoとは

ZIPAIR Tokyo（ジップエアトーキョー）とは、JAL（日本航空）の完全子会社である国際線専門のLCC（ローコストキャリア）です。

就航地は9都市で拠点空港を成田空港としています。（2024年7月時点）

チェックインターミナルは成田空港第1ターミナル4階北ウィングにあります。

予約はZIPAIR公式ホームページまたはオフィシャルのアプリからできます。

就航都市はこちら（カッコ内は空港名）

• ソウル　ICN（仁川）
• マニラ　MNL（ニノイ・アキノ）
• バンコク　BKK（スワンナプーム）
• シンガポール　SIN（シンガポール・チャンギ）
• ホノルル　HNL（ダニエル・K・イノウエ）
• バンクーバー　YVR（バンクーバー）
• サンフランシスコ　SFO（サンフランシスコ）
• サンノゼ　SJC（サンノゼ）
• ロサンゼルス　LAX（ロサンゼルス）

就航都市は限られているとは言え、日本人に人気の行き先はカバーされていてさすがJALの子会社ですね！

座席の種類

フルサービスキャリアでない航空会社は座席の種類は一律というイメージが強いですが、なんとジップエアは通常のスタンダードシートとは別にZipフルフラットというランク上の座席種があるのです。

中距離以上のフライトだと特にお値打ちのフルフラットシートですね。当然人気も高く、早い段階で完売してしまいますのでフルフラットシート狙いの場合は早めに手配しましょう。

ただし、当日空席がある場合は機内で離陸後にアップグレードすることもできるようです。（有料）

ちなみにフルフラットシートは7歳以上の方のご利用だそうです。

Dama子はスタンダードシート（いわゆるエコノミー）を利用しました。座席としては以前香港に行った時に利用した別のLCCよりも余裕がありました。座席にパーソナルモニターが無い分スリムな設計となっていて圧迫感は抑えられていました。足元もすっきりしていたので膨らますタイプの足置きを置くこともできました。

エコノミーシート（ZIPAIRの場合はスタンダードシート）の場合、どうしても足がむくんで疲労が溜まりますよね。Dama子は使用可能な場合に限り、自前のエアーで膨らますタイプの自前の足置きを使っています。
とてもおすすめですが、自前の足置き等は基本他のお客様を妨げないことが原則となりますのでくれぐれもご注意ください。

今回窓側ブロックで窓側から同行者と2名でしたので使用しましたが、自身の座席が窓側ブロックの通路側で窓側の乗客が同行者でない場合や、真ん中ブロックでも中側の乗客が同行者でない場合は使用してはいけません。

吊り下げタイプのフットレストは座席テーブル破損の恐れがありますので使用したい場合は必ず事前に使用可否を確認してからにしましょう。

ZIPAIRの座席詳細につきましては下記リンクをご参照ください。

ZIPAIRではご出発の24時間前まで事前座席指定が可能です。（別途、事前座席指定料金が必要です）なお、非常口座席または最前列座席はご出発の48時間前までの受付となります。お好みのお座席やお隣同士のお座席をご希望される際は、事前にご指定することをおすすめいたします。
事前に指定されていないお客さまのお座席は、ご搭乗手続き時に自動的に割り当てられます。
ご出発の24時間前を過ぎた後は、空港カウンターでもお座席の変更は承ることができません。
事前座席指定はWebサイト（PCサイト・スマートフォンサイト）またはコンタクトセンターで行うことができます。
但しコンタクトセンターでは別途事務手数料がかかりますので、Webサイトでのご予約をおすすめします。

引用：座席について｜ZIPAIR（2024年8月）

LCCはコストを最大限カットすることにより低価格で座席を販売しています。そのため座席にパーソナルモニターはありませんがZIPAIRでは無料のWi-Fiサービスを提供しています。スマホやタブレットで機内での時間んを楽しめます。また、そのためにテーブルはスマホ・タブレット置きとしても機能しています。機内Wi-Fiサービスについては後述します。

ZIPAIRのサービスついて

ZIPAIRは超話題のJAL系LCCです！LCCと言えば気になるのはサービス内容ですよね！

今回実際に搭乗した経験からZIPAIRのサービスを共有したいと思います。

LCCですので、ZIPAIRのサービスは基本有料でオプションとして追加していくものとなっています。

有料サービス

• 預け荷物
• 事前座席指定
• 機内食
• 機内アメニティ
• ラウンジ（成田・ホノルル）

無料サービス

• 機内Wi-Fi
• チャイルドシート

有料サービス

荷物について

機内持ち込み手荷物

機内持ち込みについては合計2個まで、既定サイズ内（1個目40×25×55㎝、2個目35×25×45㎝）で合計7kgを無料で持ち込みするとができます。超過する場合は追加料金を払うことで合計15kgまで持ち込むことはできますが、その場合は24時間前までにオプションとして購入うする必要がありますのでご注意ください。

受託手荷物（預け荷物）

受託手荷物（預け荷物）は全て有料オプションとなっています。1個あたり最大重量30kgで最大サイズとして3辺の和が203㎝以下とされています。

30kgを超過する荷物に関しては一個あたりの荷物が30kg以内になるよう分散し、その際に預け荷物が2個以上になる場合は預ける個数分の料金を払う必要があります。

預け荷物の最大個数は1名あたり5個までとしています。

また、空港のチェックインカウンターでの手続きは事務手数料も加算されますのでぜひ事前にオプション購入するようにしましょう。

荷物のみのオプション購入もできますし、他のオプションとセットになったサービスパッケージもあります。

特殊荷物についても受け入れしているようですので荷物についての詳しくは下記にリンクしていますZIPAIRの公式ページをご参照ください。

ZIPAIRではお手荷物を機内に持ち込む場合、および、お預けになる際には以下の規則がございます。
手荷物の追加料金は、Webサイト（PCサイト・スマートフォンサイト）、コンタクトセンターまたは空港カウンターでご購入いただけます。

※但しコンタクトセンターまたは空港カウンターでご購入の際は別途事務手数料がかかります（1,000円程）。よりお得にご利用いただくために、事前にWebサイトでのご予約をおすすめしております。

手荷物について｜ZIPAIR（2024年8月）

事前座席指定

座席指定も有料オプションです！

座席のエリアや条件によって料金が変わります。座席指定のみを有料オプションで購入することもできますし、その他のオプションとセットになったお得なサービスパッケージもあります。

Dama子は今回、事前座席指定・受託手荷物（1個）・機内食（1食）がセットになったサービスパッケージを申し込みました。航空券だけ先に購入し、後からオプションを購入することももちろんできますが、その際はコンタクトセンターに申し込みをしなければならないようなので、航空券購入時にオプションも一緒に購入する方がスムーズかなと感じました。

機内食

LCCには基本機内食はありません。予約時に機内食のオプションをつけるか、購入して持ち込むかとなります。また飲み物も一切つきませんのでこちらも持ち込むか機内で購入するかになります。

以前搭乗した別のLCCは飲食物一切持ち込み不可でしたのでかなりきつかったですが、ZIPAIRは飲食物持ち込みOKとなっていますので事前手配し忘れたり事前手配で食べたいもがなければ持ち込んでください。

ただし、出国前の制限区域外で購入してしまうと保安検査場で飲み物は全て破棄することになります。保安検査とパスポートコントロールを突破後、無事出国してから購入しましょう。成田空港LCCの搭乗ゲート付近にはセブンイレブンがありますのでここが最後の購入チャンスです。ただしレジまで長蛇の列ですので余裕を持って立ち寄りましょう。また、マックなどもありましたので搭乗直前に食べて、乗ってからはひたすら寝るのも良いですね。

ちなみにZIPAIRでは機内で飲み物や食べ物が必要になった場合は機内Wi-Fiを通してスマホやタブレットで注文できます。ただし、いわゆる機内食は事前オーダーのみとなっていて、機内でオーダーできる食べ物はスナック（軽食）や飲み物となります。

また事前オーダーの機内食は、食事内容と路線によって出発の96時間前〜24時間前までと言ったオーダーリミットがありますのでご注意ください。お食事を事前にご注文の場合はボトルウォーターが1本付きます。

機内食のみを購入することもできますし、他のオプションとセットになったサービスパッケージもあります。

Dama子は同行者と事前座席指定・受託手荷物（1個）・機内食（1食）のサービスパッケージを申し込みました。機内食は基本メニューの中から同行者とカツサンドと牛丼をそれぞれ選びました。

また、搭乗した成田→ロサンゼルス線は飛行時間10時間程度ありますので、1食では足りないと思い、出発前にセブンイレブンでサンドイッチやらサラダやらを購入。

飲み物についても機内食を注文するとペットボトルのお水が1本ついてきますがそれだけでは不安なので、これまたセブンイレブンで1.5リットルほど購入して乗り込みました。

ZIPAIRの機内食について詳しくは下記リンクをご参照ください。

日本らしい、素材や味付けにこだわったシェフの逸品をお楽しみください。Webサイト（PCサイト・スマートフォンサイト）またはコンタクトセンターで事前にお食事をご購入いただけます。
お食事の事前購入期限についても併せてご確認ください。機内でドリンクや軽食をご購入いただけます。
含まれるアレルギー成分については各機内食の「使用食材詳細」をご確認ください。 同じ製造工場では、特定原材料および特定原材料に準ずるものを含む製品を生産しています。

引用：機内食｜ZIPAIR（2024年8月）

機内アメニティ

機内アメニティも有料のオプションサービスです。アメニティセットとして販売しています。食事と同じように事前の購入期限が設けられていますのでご注意ください。

ZIPAIRのアメニティセット、シンプルで可愛いですね！色味もZIPAIRのカラーリングで素敵。Dama子も次回搭乗時には購入しようと思います！飛行機好きにはたまりません✈️

• 日本発便　出発24時間前までの事前購入
• 海外発便　出発48時間前までの事前購入

アメニティの種類

アメニティセット

2,500円

• ブランケット
• 耳栓
• アイマスク
• ネックピロー
• スリッパ

引用：アメニティ｜ZIPAIR（2024年8月）

上記は機内アメニティですが、オンラインショップでZIPAIRオリジナルのグッズも販売しています。航空会社のオリジナルグッズって可愛いですよね、全部欲しくなってしまいます。

ZIPAIRオンラインショップはこちら

ラウンジ（成田・ホノルル）

ZIPAIRでは成田空港とホノルル空港で有料のラウンジサービスがあります。

その他のオプションサービスと同様、事前購入となりますので利用されたい場合は事前にZIPAIRのウェブから申し込みしましょう。

成田空港

成田空港のラウンジは「NARITA PREMIER LOUNGE」で航空会社共用のラウンジです。

第1ターミナル第1サテライト4階にあります。

• 成田空港ラウンジ利用料金（要事前購入）　¥5,700

Dama子はラウンジを利用せずゲート付近で待機しましたが、椅子は常に満席状態の大混雑でした💦

国際線の搭乗は荷物の保安検査やパスポートコントロールの通過に時間がかかります。

そのため早めにパスポートコントロールを突破し無事出国できてようやく出発準備が整ったとホッと一息つくぞ！と思ったところ、この第1ターミナル第1サテライト、めっちゃ混んでるのです。

閑散としているよりは出発のワクワク感があって楽しい気分にはなります！が、同行者との空席を見つけるのも大変だしなかなかホッと一息つくのは正直難しいと感じました。

そんな時こそラウンジサービスを利用するのもいいですね！国際線のラウンジなので食事や飲み物のサービスも充実しています。LCCで出発となると機内食を事前手配するかしないかもその後の機内での滞在に関係してきますので、ラウンジで食事を済ませて機内でゆっくり過ごすのもありかもしれませんね。

今一度申し上げますが、ZIPAIRでは機内食は事前注文制となっています。希望の場合は購入期限内にZIPAIRのウェブから申し込みましょう。また、ZIPAIRは飲食物の持ち込みもOKです。

ホノルル空港（ダニエル・K・イノウエ国際空港）

ホノルル空港のラウンジは「LeaLeaエアポートラウンジ」で旅行会社HISが運営するラウンジです。

出港ターミナル1階にあります。

• ホノルル空港ラウンジ利用料金（要事前購入）　$38

無料サービス

機内Wi-Fi

ZIPAIRではありがたいことに全席無料で機内Wi-Fiサービスが提供されています！

これは機内販売が全て機内のWi-Fiを使ってスマホやタブレットから注文して決済するシステムだからというのもありますし、シートにパーソナルモニター等は設置されていないので機内エンターテイメントはWi-Fiを使ってご自身の端末で楽しむようになっているためです。

ただし機内Wi-Fiは地上Wi-Fiとは違いますので速度や通信自体が安定しているものではないようです。個人的には自身の端末にあらかじめ観たいタイトルをダウンドードして搭乗することをオススメします。

チャイルドシート

お子様連れの方で6歳まででしたらチャイルドシートの無料貸出サービスがあります。ただし数に限りがありますのでご注意ください。

また、6歳までのお子様はお子様料や保護者（大人）とのお隣の座席を無料で指定できるサービスもあります。詳しくは下記リンクをご参照ください。

U6について（0～6歳までのお客さまの取り扱い）｜ZIPAIR

ZIPAIRに乗った結論

今回初めてZIPAIRを利用しましたがLCCのイメージが変わりました！さすがJAL系LCC！機内もシンプルで清潔感がありましたし、地上スタッフやCAさんもとても感じが良く日本の航空会社のレベルの高さを感じました。

飲食物機内持ち込みがOKになっているのも大きなプラス要素ではないかと思います。

今回は成田→ロサンゼルスまでの長距離路線でしたので、パッケージプランで機内食も購入しましたが、それプラス出発前にコンビニで購入した食べ物との合わせ技で安心して機内で過ごすことができました。

座席も他のLCCと比べゆったりとしていましたので長時間フライトでも問題なく快適に、なんだかんだあっという間にロサンゼルスに着陸しました。

また、必要なサービスを必要な分だけ購入するといった点も今の時代に合っているのかもしれませんね。

今後も機会があれば積極的に利用したいと思う航空会社でした！チャンスがあればフルフラットシートも利用したいなぁ。

では最後にZIPAIRについておさらいしたいと思います！

まとめ

• ZIPAIRはJAL系LCC、清潔感のあるシンプルな機内
• 就航都市は人気の9都市
• 預け荷物・座席指定・機内食・アメニティ・ラウンジは全て有料オプション。必要なものを必要な分だけつけれます！
• 飲食物の持ち込みはOK！必要であればゲート近くにコンビニがあります
• オプションはお得なパッケージプランあり
• オプションは事前購入を！商品や出発地・行き先によって購入リミットあり！
• 機内Wi-Fiは無料サービス
• お子様連れの場合はお得な割引や座席指定プランあり

次回はエンゼルスタジアムから徒歩15分のMLB観戦に超好立地のホテル、タウンプレイス・スイート・アナハイムby Marriottの宿泊記をお届けしたいと思います！エンゼルスタジアムでMLB観戦するには超おすすめです⚾️

行きたいところがあっても、手配に不安があったり情報が足りないととても勇気とエネルギーが要ります。そんな労力も旅行の醍醐味ではあります。が、やっぱりできるだけ金銭面や悩む時間、調べる手間など、余分なコストと不安はカットしたいですし、一つでも多くの情報は仕入れておいて損はないはず。

航空券の手配、現地の移動手段、宿泊施設、チケットの取り方、グッズの購入、ディズニーのことなど、まだまだ改善の余地はありますが個人手配した記録をお伝えしていきます。今回の旅の記録が、行きたいな〜、と、思っている方々のお役に立って後押しになれば嬉しく思います。

それでは次の記事でまたお会いしましょう。ごきげんよう。