運営者情報

基本情報

はじめまして。介護しながらときどき旅するDama子です。

普段は脳梗塞で寝たきりの母を在宅介護しながらいつか自分のお店を持てたらなぁと企んでいる大手旅行会社出身の調理師です。

自身も42歳で脳梗塞を発症し左視野欠損という障害を負ったことで、長年の介護で諦めて蓋をしていたことが爆発しました。やりたい事は誰がなんと言おうとやらなくてはと。

そろそろアラフォーとも言えなくなってきた独身女、パートナーは世界一かわいい文鳥。

運営目的

母の介護が始まったのが30代半ば、まさかの自身も脳梗塞を発症したのが42歳の時。

そこからも早数年が経ち、気づけば介護も10年近く続いています。

たくさんのことを諦めてきたけれど、そろそろたまには投げ出してもバチは当たらないのではないかと開き直ることにしました。脳梗塞の発症も大きなきっかけとなりました。

後遺症として半分(左側)の視野がほとんど欠損してしまいましたが幸いにも身体に麻痺は残らず動ける状態でした。

ただ脳梗塞はとても再発率が高い病気であること、そもそも母の介護というのは繰り返す脳梗塞による後遺症の積み重ねによる寝たきりでしたので他人事ではなく我慢ばかりしていたら人生いつどうなるかわかったもんじゃないという状況を平均より早く経験・実感しました。

もっと大変な状況の方々もたくさんいることは承知ですが、私なりにギリギリでした。

性格的には見栄っ張りなので人の前では身なりも最低限整え、元気を装っていました。そうしていたところ周りからは「実家暮らしで自由なリア充」と思われていたようです。頑張って気を張っていた結果そんなふうに思われるは屈辱でした。

母は要介護の人間としては年齢が若く、先が長く見えないため施設にという考えも元から排除されていました。これは父の意向も大きかったです。気づけば介護度がどんどん上がり私はフルタイムで仕事をすることもできなくなり数年前から寝たきりになってしまった母の要介護は5となりました。

そんな中で無理が祟り母の介護に明け暮れていた私も脳梗塞を発症しました。

年代的に周りに共感し合える相手はいないですし、親しい人と話しても本当に話したい部分はとても話しにくい。せめて笑い話に変換しないと話せません。そうすると「全然大丈夫そうじゃん」とまた思われる始末。

脳梗塞発症直後には一時期仕事も失いこのままでは本当に社会から切り離されてしまう。

もういっそのこと引きこもりたい。

そんな中私の支えになっていたのが単純ですがMLBの大谷翔平選手でした。

あのプレーを毎日BSで観ることでどれだけ元気をもらえていることか。

それと同時に元々旅行会社出身である私の数少ない趣味である『旅』へ欲が爆発しました。

何年も前から現地で大谷選手のプレーを観てみたいと思っていながら、介護で諦めていました。

どうせ仕事も失ったし(その後なんとか復帰しました)休みの根回しも要らないんだったら行ってしまえ!という思考に至りました。そこそこどん底にいた自分を励ますためでもあります。

最初は父に丸投げして(できる準備は全てした上で)不安を残しながら行きましたが、一年ほど前にありがたいことにずっと受け入れが難しかった母のショートステイ先を担当のケアマネージャーが熱心に探してくださり受け入れてくれることになりました。また移動についても頼りになる介護タクシーさんとも巡り会えました。

そんな経緯で大谷翔平選手のプレーを観戦しに現地に乗り込んでみたら

『推しは生きる原動力』

であることをつくづく実感している今というわけです。

今は大谷選手だけでなく他にもいますがとにかく『推し』は推せるうちに推す、旅は行ける時に行く!誰に遠慮する必要もないという結論に至りました。おかげで一時期のどん底からなんとか這い上がりつつあります。

お金がなければ推しは推せない、そのためには働かなければならない。今働けているのは推しのおかげです。

旅は旅行会社出身の意地で個人手配を基本としています。

もちろん調査不足で失敗や見落としもありますが、アレンジもききますし何よりコストを抑えられます。

せっかくなのでそんな旅記録を共有できたらと思いブログを開設することにしました。

今は個人手配で旅行する人もどんどん増えていますので私の記録がこれから行こうとする皆様の参考になれば幸いです。

また、過去に魅力的な場所も旅しましたので併せてご紹介できればと思っております。

そして世の中の家族間介護や持病や対人を頑張りすぎている人の休むことへの罪悪感が少しでも軽くなるように、率先して自分を優先するお話を発信していきたいと思います。

折を見て母の介護と自身の脳梗塞についても触れていくつもりですが、専門的な知識ではなく、当事者として感じたことを伝えていきます。

自身も脳梗塞を発症して身に沁みました。誰でも明日日常が変わってしまうかもしれない。繰り返しますが、できる可能性のあることはできるうちに。推しは推せるうちに。旅は身体が動く限り。

ちなみに社会復帰への第一歩となる記念すべきMLB初観戦は到着した日から大谷選手が脇腹負傷で離脱し、姿形も何も見られず5試合観て帰ってきました😇でも後悔は一切ありません!

経歴

都内某工業大学卒業後、大手旅行会社勤務。退職後はいつか独りで小料理屋を開業することを目標にしながら、代官山のおしゃれなダイニングカフェ(おしゃれすぎて気後れしました)や最高においしい銀座の割烹(高級で身が引き締まる思いでした)で経験を積みました。

調理師免許あり。